事業拡張による館内増床移転をお手伝いさせて頂きました。

移転を期に３社の合併となったので、社内コミュニケーションの取りやすいオフィス空間を提案。コンセプトは“集中と交流が両立するオフィス”とし、ワークゾーンとリフレッシュゾーンを明確に別けることで、業務と休憩のON・OFFを明確に出来るオフィスとしました。ゾーニング別の色彩は調査会社として信頼と信用を強く感じて頂ける重厚な色彩の来客ゾーンと、カラフルな色彩で居心地の良い環境のオフィスゾーンと明確に分離しました。L型の躯体形状の中心部には役員室を設けることでオフィス全体の見渡しができるように配置しました。

一般ワークブースはW1600×D1200のL型デスクにして、個人のワークスペースを広めにしました。

各デスクの前にはデスクトップパネルを設置し、業務の集中を高めつつ、目線を上げれば在席の確認もとれる42㎝の高さにこだわって取り付けました。

壁面にハイタイプ書庫をまとめる事で、執務室内を広く設けました。

会議室の壁一面はホワイトボードシート全面に貼り、いつでもメモも書けるしプロジェクターもそのまま映す事ができるようにしました。

エントランスの壁面にはGｆKグループの拠点を世界地図に表示いたしました。会議室の通路側は全面ガラスにして明るさを取りつつ、中間部分にフォグラスシートを貼る事で情報漏洩を防ぐように配慮しました。

通信インフラ工事については、お客様の社内でシステム担当の窓口の方を抜擢して頂き、毎週の移転プロジェクトの打ち合わせ後、分科会を設けて詳細打ち合わせをする事で、お客様の業務に支障が出ないように努めました。